港湾運送業 AI業務フロー | 他社成功事例 参照サンプル
受注 → 船積手配 → 貿易・船積書類 → 通関 → 請求・原価 まで。港湾運送会社に特化した業務自動化の参照用デモです。
港湾運送 特化 AI-OCR + n8n 既存システムは据置
0全体像・成功事例
1受注・船積手配
2貿易・船積書類の突合
3請求書読取・原価入力
4実績データの請求加工
5共通基盤・進め方
参照サンプル本資料は、港湾運送業の他社自動化事例をもとに作成した業界向けの参照用デモです。特定企業の実データではなく、画面・数値は説明のための例示です。 実際には御社の現場の皆様と一緒に、御社で実際に使われているメール・貿易書類を用いて「御社専用のAI業務フロー」を試作し、精度と効果をその場で確認しながら進めます。

港湾運送の「受注〜請求」を、確認するだけの業務に

港湾運送は、1本の貨物に対して 荷主・船社・荷役業者・倉庫・ドレー(横持)・通関 と関係先が多く、やり取りのほとんどが メール・FAX・紙の貿易書類 です。同じ数字を何度も転記し、書類どうしの食い違いを人が目で突合しています。 AIとワークフロー自動化で 読み取り・突合・転記・手配メール送信 を肩代わりし、担当者は「確認と例外対応」に集中する形へ。下は、ある港湾運送会社での導入イメージです。

ベテラン依存・二重入力・書類の突合漏れ・月末の請求集中 ── 港湾運送に共通する負荷
穀物・飼料・肥料木材・製材石炭・鉱石重量物・プラントコンテナ在来・ばら積み
15分→2分
1件あたりの手配メール作成
下書き自動生成
30分→即時
貿易書類一式の突合
不一致のみ提示
約 400件/月
請求書の手入力をAI読取へ
原価を自動転記
転記ミス
実質 0
二重入力・突合漏れの削減
確認型に転換
上記は他社事例に基づく 参考値(例示) です。御社での効果はヒアリング・試作のうえで算出します。
受注から請求までの全体フロー(5工程)
1
受注・引合
荷主からの配船依頼・船腹予約・貨物明細をメール/FAXで受領
AIが依頼内容を自動抽出
2
船積・荷役手配
船社・荷役・倉庫・ドレーへ手配。本船スケジュール変更に追従
手配メールを自動ドラフト
3
貿易・船積書類
B/L・I/P・D/R・検数票などを作成・突合
書類どうしを自動照合
4
通関
インボイス・P/Lから申告項目を整理、NACCS入力を支援
申告データを自動セット
5
請求・原価
協力会社請求を読み取り原価入力、実績から請求書を自動作成
原価と請求を自動化
READY「自動化の流れを再生」を押すと、各工程でAIが肩代わりする処理が流れます。
現在 と 導入後
現在(手作業中心)
配船依頼メールを見て、手配メールを1通ずつ手打ち
B/L・インボイス・検数票を印刷し、目で数量・重量を突合
協力会社の請求書を見ながら基幹へ原価を手入力
荷役・保管実績を顧客別ルールでExcel集計し請求書作成
担当者ごとにやり方が違い、月末に作業が集中
導入後(確認型)
AIが依頼を読み取り、手配メールを宛先別に自動ドラフト
書類一式を自動突合、不一致だけを一覧で提示
請求書をAI-OCRで読み取り、原価を基幹へ自動転記
実績CSVを顧客別ルールで加工し、請求Excelを自動生成
手順が標準化され、担当者は確認と例外対応に集中
上のタブ ①〜④ で、各業務の自動化イメージを実際に動かせます。⑤ に共通の仕組みと進め方をまとめています。

① 受注・船積手配の自動化 ─ 手配メールを自動ドラフト+一元管理

荷主からの配船依頼・船腹予約・貨物明細をAIが読み取り、船社・荷役業者・倉庫・ドレー(横持)宛ての手配メールを自動で下書きします。本船スケジュールの変更にも追従し、関係先への連絡と変更履歴を一元管理します。

同じ貨物情報を宛先ごとに何度も打ち直し/変更連絡の抜け・履歴が追えない
この画面で行うこと:依頼メール取込 → 内容抽出 → 手配メール自動作成 → スケジュール変更の追従
受信:荷主からの配船依頼
MAIL
配船依頼メール荷主:道東アグリ商事
本船 / 航海とかち丸 V.0142
積地 → 揚地十勝港 → 川崎港
品名小麦(ばら積み)
数量 / 重量1,200 M/T
荷役予定11/18 サイロ搬出 → 本船積込
備考検量立会い要・薫蒸済ロット
抽出された手配項目
本船 / 航海
とかち丸 V.0142
区間
十勝港 → 川崎港
貨物
小麦 ばら積み/1,200 M/T
必要な手配先
① 船社 ② 荷役(港運) ③ サイロ/倉庫 ④ 検量
AI判定:注意点
検量立会い・薫蒸証明の添付が必要
自動ドラフトされた手配メール(宛先別)
送信前に担当者が確認・編集できます
船社○○汽船 御中
件名:船腹予約の確認(とかち丸 V.0142) 小麦ばら積 1,200 M/T/十勝港→川崎港。 積込予定 11/18。船積指図書(S/O)の発行をお願いします。
荷役(港運)港運作業班 御中
件名:本船荷役手配(11/18 とかち丸) サイロ搬出→本船積込。数量 1,200 M/T。 検量立会いをお願いします。グラブ荷役、所要クレーン手配要。
サイロ/倉庫穀物サイロ係 御中
件名:出庫・搬出手配(小麦 1,200 M/T) 薫蒸済ロットより 11/18 搬出。 出庫数量・在庫残の確認と、搬出指示書の発行をお願いします。
検量検量機関 御中
件名:検量立会いのご依頼(11/18) 本船:とかち丸 V.0142/品名:小麦ばら積。 検量証明書の発行をお願いします。薫蒸証明添付。
READY「AIで内容を読み取る」→「手配メールを自動作成」の順に押してください。
本船スケジュール変更への追従・一元管理
手配先当初最新状態連絡
船社(S/O)11/18 積込11/18 積込確定—
荷役(港運)11/18 08:0011/18 08:00確定—
サイロ搬出11/18 早朝11/18 早朝確定—
検量立会い11/18 午前11/18 午前確定—
本船の遅延・前倒しが入ると、AIが関連する手配先を洗い出し、変更連絡メールを自動ドラフト。「いつ・誰に・何を」連絡したかが履歴として残り、抜けを防ぎます。

② 貿易・船積書類の整合性チェック ─ 書類どうしを自動突合

1つの貨物に対して B/L・インボイス・パッキングリスト・D/R(ドックレシート)・検数/検量票・船積指図書 など複数の書類が発生します。AIが各書類から項目を読み取り、数量・重量・品名・コンテナ番号・HSコード などを突き合わせ、不一致だけを担当者に提示します。

書類ごとに単位・表記がバラバラ/突合は目視で、食い違いの発見が遅れる
この画面で行うこと:書類一式の読取 → 項目の正規化 → 自動突合 → 不一致の提示(輸出/輸入で突合する書類が切替わります)
突合対象の書類
突合結果
処理ログ
READY輸出/輸入を選び「書類を突合する」を押してください。

③ 協力会社請求書の読取 ─ 原価を基幹へ自動入力

荷役業者・倉庫・船社代理店・横持運送などから届く 請求書(メール添付・郵送) をAI-OCRで読み取り、基幹システム(配車・原価・会計)へ原価を自動入力します。様式は会社ごとにバラバラでも、AIが項目を特定。読取の自信度に応じて、低いものだけ人が確認します。

月400件超の請求書を見ながら手入力/案件番号への紐付けが属人的
この画面で行うこと:請求書の取込 → AI読取(自信度付) → 案件への自動紐付け → 原価の基幹転記
受領した請求書(例)
○○港運 御中 請求書郵送/PDF
抽出結果(自信度つき)
READY請求書を選び「AI-OCRで読み取る」を押してください。
確認は人が最終判断。 自信度が高い項目はそのまま、低い項目だけ黄色でハイライトして確認を促します。案件番号・勘定科目の対応ルールは事前に登録しておきます。

④ 実績データの請求加工 ─ 顧客別ルールで請求Excelを自動生成

荷役実績・保管実績(サイロ/倉庫の数量×日数)・検量データなどの 実績CSV を、顧客ごとに異なる請求ルール(トン単価・坪日単価・最低料金・薫蒸/フォーク加算 等)で自動加工し、請求書作成用のExcel を生成します。顧客が変われば出力も自動で変わります。

顧客ごとに集計ルールが違い、Excelの手作業が担当者の頭の中にしかない
この画面で行うこと:実績CSV取込 → 顧客別ルール適用 → 請求明細Excel生成(顧客を切替えると適用ルールが変わります)
請求先の顧客
この顧客の請求ルール
取込んだ実績(CSV)
日付品目数量作業/保管
生成された請求明細 XLSX
項目数量単価金額
「請求データを生成」を押してください
READY顧客を選び「請求データを生成」を押してください。

⑤ 共通の仕組みと、御社での進め方

①〜④はすべて 共通の基盤(n8n+AI-OCR) の上に乗ります。既存の基幹システムはそのまま、その周辺の手作業だけを自動化するので、入替えは不要。スコープ単位で順番に動かせ、後からの追加・見直しも容易です。

共通基盤の4層構成
既存システムは据置・連携のみ
① 入力層
メール / FAX
書類アップロード
スケジュール起動
② AI処理層
AI-OCR 読取
項目抽出・正規化
突合・判定
③ 自動処理層
条件分岐(n8n)
タイミング制御
確認キュー振分け
④ 出力層
基幹へ入力
メール送信
Excel / CSV 出力
n8n=業務の流れ(ワークフロー)を部品をつないで組み立てる自動化ツール。AI-OCR=書類・メールから文字と項目を読み取るAI。この2つを土台に、①〜④を同じ仕組みの上で実現します。
御社での進め方 ─ 現場と一緒に、実データで試作
1
現場ヒアリング・業務の棚卸し
受注〜請求のどこに時間がかかっているか、現場の皆様と一緒に洗い出し。自動化で効果の大きい業務を1つ選びます。
港湾運送に特化してご一緒します
2
御社の実データで試作
御社で実際に使われているメール・貿易書類を使って、御社専用のAI業務フローを試作。読取精度と効果をその場で確認します。
「できる/できない」を早期に見極め
3
1スコープを本番稼働
効果が確認できたスコープから本番稼働。既存システムはそのまま、周辺の手作業を自動化します。
小さく始めて確実に
4
横展開・内製化支援
他のスコープへ順次拡大。運用しながら御社内で調整・拡張できるよう、仕組みと勘所もお伝えします。
後からの追加・見直しが容易
自動化の対象(例)
  • 配船依頼・受注内容の読取と手配メールの自動ドラフト
  • 貿易・船積書類の突合(不一致の抽出)
  • 協力会社請求書のAI読取と原価の自動転記
  • 荷役・保管実績の顧客別ルールによる請求加工
  • 本船スケジュール変更にともなう連絡と履歴管理
今回は含まないもの(線引き)
  • 基幹システムそのものの入替え・大規模改修
  • 判断そのものの代行(最終確認は担当者が実施)
  • 事前に決めていない例外ルールの自動処理
  • 通関の電子申告そのもの(入力支援までを対象)
ルールは事前登録・固定が基本。読取・判定・転記・送信を自動化し、判断と例外対応は人が担う「確認型」の設計です。
試作に向けて、ご準備いただけると早いもの
受注・手配
  • 配船依頼・受注メールの例(数通)
  • 手配メールの現在の文面
書類
  • B/L・I/P・検量票などの実物(匿名可)
  • 請求書のサンプル(各社様式)
実績・ルール
  • 荷役/保管実績のCSV・Excel
  • 顧客別の請求ルール(分かる範囲で)
株式会社ピースフラットシステム | 港湾運送業 AI業務フロー 他社成功事例 参照サンプル
本資料は港湾運送業の他社事例をもとにした参照用デモです。画面・数値・社名はすべて説明のための例示であり、特定企業の実データではありません。実運用の内容・効果はヒアリングと試作のうえで設計・算出します。
作成:2026年10月9日